仙台の陥没乳頭
乳頭が陥没している状態を陥没乳頭と言います。乳頭が陥没していると美容的におかしいということと、授乳ができない、垢や分泌物が溜まり不衛生になり乳輪下膿瘍や乳腺炎を併発しやすいというために手術を希望される方が多くいらっしゃいます。
陥没乳頭の重症度
陥没乳頭はその重症度により2つのタイプに分類できます。普段は乳頭が埋没しているが乳頭を刺激すると、乳頭が突出するタイプを仮性陥没乳頭と言います。授乳障害はほとんどきたしませんので、手術する目的は美容的手術になります。刺激しても乳頭が出てこないタイプを真性陥没乳頭と言います。美容的に問題となる以外に、授乳が出来ない、不衛生になりやすいなどの機能的面や衛生面を考慮した治療を行うことになります。
陥没乳頭の手術方法
仙台中央クリニックでは、陥没乳頭で悩む方のために、陥没乳頭手術に取り組んでいます。陥没乳頭は、乳房に埋まりこんだ乳頭を引き出して、固定する手術です。引き込みが強いタイプでは、手術の難易度が高くなります。場合によっては、術後乳頭を、つり上げ固定する必要があります。
仙台の陥没乳頭
術前
術後35日目
24歳、未婚女性。陥没乳頭手術症例
症例経過:乳頭を刺激しても乳頭が突出されない陥没乳頭の症例です。将来の授乳のことと、美容的面を考慮して陥没乳頭の治療を希望されました。平常時にも乳頭が突出するようになり、美容面、将来の授乳の面でも心配なくなりました。
症例解説:刺激しても乳頭が突出しない真性陥没乳頭のタイプで、今後出産授乳の可能性がある場合には、陥没乳頭手術が適応になります。乳頭が出ることで、美容的にも最善され、授乳も可能になります。陥没乳頭には、術後乳頭に知覚障害が生じることがある、引き出した乳頭が再陥没することがあるなどの、リスクやデメリットが認められることがあります。術前に十分説明を受けて、納得した上で治療に臨んでください。